外国人の入居者が起こす問題は、音や匂いだけではありません。例えばペット不可物件で動物を飼う人たちがいます。これは外国の文化が影響している可能性があります。というのも、日本より動物が人気である国は多いからです。彼らは動物が騒いだり、家具を壊したりしてもあまり気にしません。鳴き声にも寛容です。ですからアパートで飼うことが悪いことだという認識がそもそもないのです。ですから最初の契約時にペットを飼えない物件であると、強く認識させる必要があります。守らない外国人も多いのですが、先ずはきちんと伝えなければいけません。万一動物の匂いや糞尿で近隣に迷惑が掛かったら大変です。猫や犬のような鳴き声のしない動物なら大丈夫だろうと、鳥や爬虫類を飼う外国人もいますから、その点も注意する必要があります。そのような外国人の文化ですから、最悪の場合は部屋そのものに危害を加える可能性があります。つまり部屋に物理的損害を加えるのです。もちろんこれは外国の方に限ったことではありませんが。
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