その物件がどれだけ稼いでくれるか。収益調査をしましょう。家賃はどうなっているのか、エリアの情報や過去の賃貸状況なども考慮して見積もります。総潜在収入とは、家賃、共益費、駐車料、自動販売機などです。水道光熱費を徴収しているなら、それも収入に入れます。運営費には、維持管理費、水道光熱費、修繕費、管理料、広告費、損害保険料、その他費用といったものに項目を分けておきましょう。帳簿ソフトなどでもExcelでも良いですが、入力しやすいようにした方が良いと思います。項目で分けておけば、比率を比べるのも楽ですし、改善もしやすいはずです。これに資本的支出というものを見積もっておけば、純収益を出すことができます。キャッシュフローは複数年度で作成しましょう。物件の収益の調査をするには、ここまで必要ということです。
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