最近ではロフトの付いた賃貸物件も増えているそうです。ロフトは、床と天井の間に新しく床を作ることで、部屋を二層構造にする仕組みです。高さがあるため、ハシゴを使って上り降りをします。一部屋でありながら二階建てのように扱うこともできますし、収納スペースとして使うこともできます。スペースの使い方はさまざまで、工夫の余地ある場所だと言えるでしょう。ロフトの付いている賃貸物件のメリットは、何より部屋を広々と使えることになります。ワンルームだと部屋が狭いと感じていても、ロフトがあることで一気に部屋を広く使うこともできます。まとめてしまっておきたいという物がある場合も、ロフトにまとめて置いておけば安心です。人によっては、自分の趣味のスペースとして使う人もいるそうです。
逆にデメリットとしては、空調が行き届かない可能性があるということが挙げられます。特に夏場であれば熱気は高い位置に留まりやすく、ロフトだけ室温が上がってしまうということもあり得ます。ロフトまで風が届くかどうか、もしくはロフトに窓がついていて換気ができるかを確認しておきましょう。また、ロフトがあるということは天井が高い部屋とも言えます。一般的な賃貸物件であれば、電気が切れてしまっても自分で蛍光灯の交換をすることができます。
しかし天井が高くなってしまうと自分で対応ができず、管理会社や大家さんに対応を任せる場合もあります。もし予定が合わなければ暗い部屋のまま過ごすことになる可能性もあるでしょう。また、ロフトは高さのある場所です。ロフトに行くまでのアップダウンで足を滑らせてしまう可能性もありますので、ロフトで寝起きをするという場合には特に注意をしましょう。